牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2026-02-08
目標を目指して(ピリピ人への手紙3:14)
フランスの数学者であり神学者であったパスカルは、次のような名言を残し ます。“私たちの魂の内には、ただ神様だけが満たすことが出来る空間があ る”どのような意味でしょうか?私たちの心は常に何かへと向かって開かれて いる、ということです。それは愛かもしれませんし、または手に取れるような成 功や平安な人生であるかもしれません。しかしそのようなすべてが満たされた としても、私たちの魂の深淵の中には、いまだに満たされることのない空虚な 場所が存在しています。そのゆえに、人間は本能的に絶対者を求めてきま した。人類の歴史がそれを如実に証明しています。世界のどこに行っても、 どんなに原始部族であっても、宗教儀式が行われているからです。“神の楽 団”という映画で出てくる“荒野を通って”福音聖歌があります。その歌詞の 一部を紹介します。“主だけ助けになり、主だけ光になり、主だけ友になれ る荒野、主を離れてとても生きられない荒野、荒野にいる”皮肉なことに人 間が神様を切実に求めるときは満ち足りている時ではなく、すべてが枯れ果 てた荒野に立たされた時なのです。だからこそ、荒野は苦しみの場所でもあ る同時に、世の雑音が消えて神様のかすかな御声を聞くことができる場所 でもあります。そのとき私たちはこのように告白するようになります。“目標を 目ざして走り、キリスト・イエスにおいて上に召して下さる神の賞与を得ようと 努めているのである。”(ピリピ人への手紙 3:14)この世には私たちの心 を奪うものは実に多いです。しかし私たちだけは“しかしロトの妻はうしろを顧 みる”(創世記 19:26)間違いをするのではなく、今年の私たちに与えら れた御言葉である“主のみこころを行う”(詩篇 143:10)頑健な風と火 花の教会の家族の皆さんになりますように切にお祈りいたします。
兪泰鎬
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