牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2025-11-30
主の降誕を待ち望みながら
今日は11月の最後の主日です。これで2025年も残り一ヶ月となりました。過 ぎ去った足跡を辿るたびに、時の流れの速さを痛感します。弓から放たれた矢 は時間が経つにつれて速度が落ちますが、私たちが生きる人生は全く逆のよう です。10代や20代を振り返ると、その頃は時間がとても長いと感じました。しか し、60代後半になった今、一年の時間は遥かに早く過ぎ去っています。それゆ え、「時をよく用いて」(エペソ人への手紙5章16節)という聖書の御言葉が、 より魂に奥深く響いてきます。私たちに与えられた時間もまた、神がくださった贈 り物ですから、一瞬一瞬を大切にし、御心にかなうように使わなければなりませ ん。時を惜しむために最も必要なのは、霊的な覚醒です。そうすることで、私た ちは挑戦する人生を送り、現在の場所から立ち上がって光を放つことができま す。デパートにはすでにクリスマスツリーが点灯し、街にはキャロルソングが響き渡 っています。この主日の今日から、私たちが信じるキリスト教が伝統的に守ってき た「待降節(アドベント)」が始まります。待降節は、イエス・キリストの誕生を 記念するクリスマスと、この地に再び来られるキリストの再臨を待ち望み、準備す る時間です。再臨はまだ成就していませんが、降誕はすでに私たちと共にありま す。その降誕の喜びを、聖書はこう記しています。「いと高き所で、栄光が、神に あるように。地の上で、平和が、御心にかなう人々にあるように」(ルカの福音 書2章14節)。降誕の出来事は、「私たちとともにおられるインマヌエルの出来 事」(マタイの福音書1章23節)です。私たちの人生の空席に来てくださった 神の御子イエス・キリストと共に、天国の喜びを味わう2025年のクリスマスとなら れることを、主の御名によって祈り祝福します。
兪泰鎬
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