牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2025-08-03
沈黙の中で聞こえてくる主の御声
韓国から無事に帰ってきました。その間、祈りで協力し、教会を守ってくださっ た風と火花の教会の家族に感謝の挨拶を申し上げます。暑い夏は私たちの 心身を疲れさせますが、日々の平凡な日常の中でも主のご臨在に感謝する のが、私たちクリスチャンです。自分自身に向けられた神様の御声を通して、 8月の暑さを癒してみてください。イエス様は荒野にて40日間おひとりで過ごさ れ、その後、本格的にご自身の働きを始められます。12人の弟子たちを選ば れる前にも、山でおひとりにて深い黙想と祈りの時間を過ごされました。この地 での最後の働きである十字架を背負われる前には、弟子たちと共にゲッセマ ネの園に祈りに行かれますが、最終的にはおひとりで祈られ、このように語られ ました。「誘惑に陥らないように、目を覚まして祈っていなさい。霊は燃えてい ても肉は弱いのです」(マタイ26:41)。弱い肉体を持つ人間は、刻一刻と 迫る世の誘惑にとても弱いものです。だからこそ、静かにひとりで主と交わる 時、私たちは言葉数が減り、心の平安を見出すことができます。使徒ヤコブ は「馬にくつわをはめるたとえ」や「船の舵のたとえ」(ヤコブ3:3-4)を通し て、沈黙の重要性を強調しています。その沈黙の中で聞こえてくる主のかすか な御声によって、私たちは喜びを感じることができます。喜びは人生の原動力 となり、私たちの生活に活力を吹き込んでくれます。無関心と憂鬱がこの時代 と社会を支配しています。教会が世俗化していくことに対して強く警告を発し たアメリカの神学者ハーヴィー・コックスは、こう語りました。「現代人は損得勘 定に押しつぶされて、人生の恍惚とした喜びを失っている」。沈黙の中で主と 一対一で向き合い、8月の猛暑の中でも人生の喜びを味わう風と火花の教 会の家族となられることとお祈り致します。
兪泰鎬
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