牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2023-12-03
主の道を用意しなさい
2023年のカレンダーも、もう残り一枚となりました。12月にはクリスチャンにとっての祝典であるクリスマス(聖誕節)があります。クリスマスとはイエス様の生誕を祝う日(12月25日)のことであります。クリスマスの伝統と慣習の1つとして、キャロルを歌うことがあります。通りからは、心温まるキャロルソングが聞こえます。さて、キャロルの語源はフランス語(Carole)であり、元々は「くるくる回る」という意味でした。祭りの時に人々が円を描いて踊るときに歌う歌という意味であったそうです。本来は野外祭りや民俗踊りの際に歌われる音楽を総称する単語でしたが、 16世紀の宗教改革以後に宗教的目的に用いられる言葉となったそうです。私たちが持っている聖書の最後に載っている賛美歌123章「牧人 羊を」という曲に出てくる歌詞「ノエル」(フランス語)は英語のキャロルのような意味です。ノエルやキャロルの辞書的な意味は、クリスマスのお祝いであります。クリスマスキャロルに関する歴史的な出来事として、クリスマス休戦があります。1914年12月25日、ドイツの兵士が「きよしこの夜」(賛美歌109章)を歌い始めたところ、反対側のイギリス軍も共に歌い始め、やがてそれぞれの兵士がクリスマスツリーを持って出て、敵味方を選ばず握手が行われ、クリスマスプレゼントが交換されたそうです。戦争の惨めさが暫し止められたこの出来事は、クリスマスキャロルの奇跡と呼ばれています。イエス・キリストがこの地に来られることを待つアドベント(待臨節12月3日- 24日)が今日から始まります。目黒教会は12月17日(千葉教会は24日)にクリスマスイベントを計画しています。全聖徒が一緒に参加することで、クリスマスの祝福を世に伝える風と火花の教会の家族となられることを、お祈り致します。
兪泰鎬
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