牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2023-11-26
委ねられた使命を考えて
11月最後の主日です。月日の流れは速さを今一度実感します。昨今の私たちの現実を見れば、ポストモダニズム(postmodernism)がTVやドラマだけでなく、大衆文化にまで広がり普遍化の様相となっています。人間は空気を吸っていながら、空気の存在をキチンと意識しません。ポストモダン思想では、真理の絶対性ないし普遍性は否定され、相対性が主張されることで、如何なる宗教や信念も同等なものと受け入れられます。アメリカ福音主義の指折りの代表的神学者であるカールヘンリー(Carl FHHenry)は、「ポストモダニズムは、その性格上から多元主義を作り出すしかない」と述べています。宗教多元主義は、私たちが信じる聖書のみ言葉を、様々な真理の中の一つに狭めます。その結果、絶対的真理を主張する我々のキリスト教を激しく非難するため、福音伝道の大きな障害物となります。現代人は、昔の人々が想像することさえ出来ないような変化の激しい世界に生きています。5年毎に人類の知識と情報は倍加していると言います。ある評論家は核家族という用語を使用することもあります。量子力学の理論は、より私たちを謎の世界へと追い立てます。このような世界に生きている私たちクリスチャンは、絶対的真理である福音を効果的に伝える為に、如何にすべきでしょうか?今回のD3訓練は、私たちに伝道の動機と方法を教える良い契機となりました。主が来られるアドベント(再臨節、降臨節 12月3日-24日)を待ちながら、主が私たちに委ねられた使命(マタイ28:19,20、マルコ16:15 、ルカ24:48)を今一度顧みて下さい。私たち皆が、もっと力を出して福音を伝える「神のしもべ」(コリント第二6:4)となられることを、お祈り致します。
兪泰鎬
以前コラム >