牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2023-02-05
仕える2月
新約聖書の中心はイエス・キリストです。新約聖書においてイエスの生涯が、4つの福音書に記録されています。福音書を見ると、イエス様の誕生と教え、さらに苦難と復活というテーマに集約されます。そのうち、マタイ、マルコ、ルカの福音書が共観福音書と言われます。その理由は、イエス・キリストを人間という共通の観点から見ているからであります。しかし、ヨハネの福音書はイエス・キリストを聖者である神であるという観点から記述しており、共観福音書とは異なる特徴を有しています。マタイの福音書では「御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病、あらゆるわずらいを癒やされた」(マタイ4:23 )と記録しており、マルコの福音書では、「宣べ伝え、悪霊を追い出しておられた」(マルコ1:39)と証しています。またルカによる福音書では「イエスの教えを聞くため、また病気を治してもらうため」(ルカ6:18)多くの人々が集まってきたと記録しています。そしてヨハネの福音書ではこれらを総合して、「イエスが神の子キリストであることを、あなたが信じるためであり、また信じて、イエスの名によっていのちを得るためである」(ヨハネ20:31)と要約しています。イエス様は弟子たちに、神の国で大きな者は「仕える者」(マタイ20:26 )であり、先頭に立ちたいと思う者は、皆の「しもべ」(マルコ10:44)でなければならないと宣言しています。イエス様は、神の国の主人である自分自身についても、「あなたがたの間で、給仕する者のようにしている」(ルカ22:27)と強調されています。結論として、イエス様は「人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来た」(マタイ20:28 )と述べられました。福音書は、イエス様が自身の生涯を通して仕えることの模範を示しています。 2月には私たちもイエス・キリストのように仕え、そして今年の表語の通りに恵みと平安の主人公となられることを祈ります。
兪泰鎬
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