牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2022-12-11
クリスチャンの終末
路上に植えられているイチョウの葉が黄色く染まり始めました。イチョウの木は、日本の冬が始まることを知らせる木のようです。イチョウの葉が落ちて雪の木になると、私は冬が来たことを実感します。カタールで行われているワールドカップの熱気が日本にまで伝わり、冬の寒さを和らげてくれています。四季に冬があるように、私たちの人生にも厳しい冬があり、人類の歴史にも最後があります。 2022年の年末を迎え、人類の終わりを考えてみましょう。「終末論(終末論、ギリシャ語:ἔσχατος 、英語: eschatology)は、人類の歴史で最終的に起こる出来事や宇宙における最後の神学的理論」(ウィキペディア)と言われています。クリスチャンは今日という時間の中に住んでいますが、明日を見つめる人々であります。その明日は漠然とした未来ではなく、聖書では「その日」(ルカ21:23 )と記されています。人類の終わりである最後に何が起こるのでしょうか? 「そのとき、人の子のしるしが天に現れます。そのとき、地のすべての部族は胸をたたいて悲しみ、人の子が天の雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見るのです。人の子は大きなラッパの響きとともに御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで四方から、人の子が運んだ者たちを集めます」(マタイ24:30、31)。知恵の人として知られているソロモンは、「土のちりは元あったように地に帰り、霊はこれを与えた神に帰る」(伝道者の書12:7)と記しています。その日と最後の時は明らかに実存する日です。クリスチャンならば、その終末を準備しなければなりません。 2022年に自分が生きてきた生活の痕跡を振り返り、私たちの人生の最後の日と人類の終わりについても黙想しながら、クリスチャンのアイデンティティが回復される12月となられることをお祈り致します。
兪泰鎬
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