牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2022-10-02
聖書の赤い紐
本のしおりの意味を知っておられますか?本のしおりは、本を読みながら、再度読みたい部分や、再度探してその意味を吟味することが出来るように該当ページに挟んでおく薄い平らなものを言います。さて聖書にも、しおりの為の紐が掛かっています。聖書は、私たちがよく知っている通り、イエス・キリストがこの地に来られたことを境にして、旧約聖書と新約聖書とに 分かれます。その二つの本を簡単に区別出来るように、聖書には二つの紐が掛かっています。さて、その紐の色は通常は赤であります。では、なぜ聖書に掛かっている紐は赤色なのでしょうか?聖書の赤い紐は、救いをシンボルとしたものなのです。神はイスラエルの民をエジプトから連れ出すときに、頑ななパロの心を変えるために、10の災いを下しました。その最後の災いは、「エジプトの地の長子は、みな死ぬ」(出11:5)ことに遭わせるものでした。しかし、「血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と鴨居に塗る」(出12:7)のであれば、災いから逃れました。これについて、聖書はこのように記録しております。「その血は、あなたがたがいる家の上で、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたのところを過ぎ越す。わたしがエジプトの地を打つとき、滅ぼす者のわざわいは、あなたがたには起こらない」(出12:13)。イスラエルの偵察隊をかくまったラハブは、窓に赤い紐を結び付けたので救われました(民数記6:25)。子羊の血と、ラハブが窓に掛けた赤い紐は、イエス様の血を象徴ものなのです。使徒パウロは、「このキリストにあって、私たちはその血による贖い、背きの罪の赦しを受けています」(エペソ1:7)と記しました。聖書に掛かっている赤い紐を使うたびに、私たちを救う為に十字架に掛けられお亡くなりになった主の恵みを黙想しながら感謝する風と火花の教会の家族となられることを、お祈り致します。
兪泰鎬
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