牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2022-07-03
信仰と救い
生物学的に人間は動物と分類されます。しかし、人間は自らが動物として呼ばれることに戸惑う傾向があります。そこで人面獣心という言葉を造ってみようと思います。顔は人の形をしていますが、その心の中には獣が隠されているという意味です。人間が他の動物と区別される本質的違いは、人間には理性があるということです。その理性を通して、人間は偽りではなく真実を追求し、醜さではなく美しさを作り出します。さて、聖書は人間について、どのように述べているでしょうか。「神のかたち」(創世記1:27)なのです。神のかたちとして創造された人間は、殺人してはならない、親孝行せよ、嘘をつくなといった普遍的な真理を追究します。あらゆる道徳と宗教は、この普遍的な真理を求めています。しかし、普遍的な真理に従うからといって、その人がクリスチャンとなるわけではありません。キリスト教にはキリスト教だけの独自性があるのです。十字架の贖いと復活、そして神様の恵みと選択等といった独自性であります。しかし、それらの真理は、人間の理性だけでは到底理解出来るものではありません。それゆえ聖書を読む際に、また瞑想する際に、必ず覚えなくてはならないことがあります。それは何でしょうか? 「どうか、私たちの主イエス・キリストの神、栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように」(エペソ1:17)という使徒パウロの祈りなのです。知恵と啓示の霊を受けた人々は、「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです」(使徒4:12 )という内容が真実であることを信じます。猛暑の7月となると予想されます。7月には信仰と救いを黙想され、信仰を恵みとして与えてくださった神様に感謝し、救いの喜びを享受する風と火花の教会の家族となられることを、お祈り致します。
兪泰鎬
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