牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2021-10-31
宗教改革の週を迎えて
1571年10月31日は、マーティン・ルターによって宗教改革が始まった日です。韓国の教会、さらに世界中の教会では、その週の主日を宗教改革の主日としてきました。本日は504回目の宗教改革主日となります。宗教的暗黒時代と呼ばれた中世ローマ・カトリック教会時代は、宗教改革を契機に、その幕を降ろすこととなります。宗教改革を通じて、中世の教会における人間的な伝統と権威は薄れ、聖書中心の信仰への回帰と教会におけるクリスチャン生活の回復がなされ、平等と自由の時代を迎えることとなりました。宗教改革を通じて福音は再発見され、信仰の自由が追求されるようになりましたが、スペインとイタリアそしてフランスは、ローマ・カトリック国家として残り、それ以外の国々ではプロテスタントが多数を占めるようになります。宗教改革は聖書の権威を取り戻し、腐敗した教会に新たな変革をもたらす神学運動でもあります。ローマカトリック教会の神父であったマーティン・ルターは、ヴィッテンベルク大学内の教会の正門に95ケ条の提題を貼り出したことで、宗教改革の炎が燃え上がり、信仰の本質を取り戻そうとするクリスチャンの心が引き寄せられました。ルターは聖書をドイツ語に翻訳したので、誰でも聖書を読むことができるようになり、閉ざされていた聖書が世界に姿を現すようになります。宗教改革の原則は、唯一の信仰(Sola Fide)、唯一の聖書(Sola Scriptura)、唯一の恵み(Sola Gratia)、唯一のキリスト(Sola Christo)、唯一の神の栄光(Sola Soli Deo Gloria)としてまとめられます。宗教改革の核心は、聖書の権威を通じた恵みと信仰によって救われることと整理されます。風と火花の教会の家族は、福音により絶えず改革されなくてはなりません。そして、各人が立っている場所で、各々が改革の主人公になられることを、主の御名を通じえてお祈り致します。
兪泰鎬
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