牧師のコラム

牧師先生のコラムを通して心の糧を満たすことができる時間になりますように。

2021-09-05
教会と信仰
早朝の早天礼拝に向かう道が日々薄暗さを増してきています。顔をかすめる風も徐々に涼しく感じられます。目黒川を流れる水の上に、葉が一つ二つと落ち流される様子が見えます。秋の収穫を終え、新米と果物を与えて下さった神様に感謝を捧げ、家族全員が一堂に集まる旧盆まで今や半月余りとなりました。秋の気配がはっきりと漂い、夜になると気温が落ち葉に露が結ばれる白鷺(7日)がすぐに訪れてきます。季節の変化を感じながら、私たちの信仰と教会について考えてみます。教会には、全知全能の神の臨在と人間の限界が共存しています。私たち人間は、その両者の間でさまよう存在です。時にはその両者の衝突により、大きな緊張感を感じることもあります。しかし、私たちは教会を通して、神の国の民として創られていきます。そのことを聖書はこのように述べておられます。「使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられていて、キリスト・イエスご自身がその要の石です。このキリストにあって、建物の全体が組み合わされて成長し、主にある聖なる宮となります。あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです」(エペソ2 :20-22)。クリスチャンになった私たちには、常に揺るぎない信仰が必要です。信仰を通して、私たちは神の国を体験することができるからです。「信仰は歯ブラシと同じ」という言葉があります。歯ブラシを毎日使いますが、他人のものは、使うことが出来ないからです。2021年の秋を迎え、皆さんにある信仰の分量はどの位であるのか、黙想してみてください。自分の内なる信仰で、今の困難な荒波を乗り越える、風と火花の教会家族となられますことを、主の御名を通じてお祈り致します。
兪泰鎬
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